SAW | 伝説の第一作目

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伝説の第一作目

低予算でありながら、犯人ジグゾウの見事とも言えるトリックと猟奇的な展開に引き込まれた方も多いであろう。サイコスリラー映画であり、ハンニバルに継ぐ知的で猟奇的な犯罪者の登場に歓喜したのは懐かしい。

一作目はオチを知ってしまうとその楽しみは半減すると言っていいくらい、ラストの大どんでん返しが凄いので、何の情報も見ないで視聴するのが良いだろう。

こういう事をする犯罪者の心理なんて分かりたくもないが、ぞっとするのだけは確かである。

そしてCMなどでもよく見かけるあの人形の不気味さもいい味を出している。

目が覚めると見た事もない部屋にいました、という展開はCUBE以降によく使われるようになっていたが、これはトリックも含めて楽しめる作品であろう。

グロテスクなシーンがある為に日本ではR15指定作品となっており、その技法はシリーズが進むごとに上がっていく。

閉じ込められた二人の疑心暗鬼

写真家と医者の共通点とは何なのか。浴室へ閉じ込めらた二人の間には死体とのこぎり。

二人は脱出する為に状況から様々な考察をしていくが、訪れたのは疑心暗鬼であった。

そして二人を監視している謎の二人組の正体とは?真相へと近づくごとに自分たちの絶望的な状況が浮き彫りとなっていく。

(ライター 伊藤 史帆)

映画情報

監督 ジェームズ・ワン
脚本 リー・ワネル
原案・原作
製作 マーク・バーグ
グレッグ・ホフマン
オーレン・クールズ
公開 2004年
製作国 アメリカ
上映時間 103分

DVD・ブルーレイ

予告編

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