マザーハウス 恐怖の使者 | ベネゼエラ映画ってどんなのだろ?
サスペンス?ホラー?
夫と長男を殺害した罪で終身刑にされたドゥルセであったが、30年の時がたち特別に自宅での生活が許される事となった。
ある日、神父がドゥルセの元へと訪れ長男の遺体だけが見つからなかった事を不思議に思い真相を訪ねると思いもよらない事実が浮かび上がってきたのであった。
ベネゼエラってあまり馴染みがないのだけど、雰囲気がなんというかゴシックで街並みも自然と石造りの家が美しく思わず見入ってしまう。
そして、この神父さんが長身でかっこいい!彼が探偵のようにこの殺人事件の真相を解いていくのも新鮮で、ドゥルセの棲む家に纏わる秘密にもおおっつとなるような展開が待ち構えている。
都市伝説好きとして気になったのが、この家にフリーメイソンのシンボルが彫られているシーンがあるのだ。ベネゼエラでもこのシンボルマークはメジャーなのだろうか?
ドゥルセが悪人に見えない
冒頭からですが、彼女が悪人に見えないのが良い。作品全体に漂う耽美な怖さが魅力的で女性はこういうホラー作品けっこう見やすいのではないだろうか。占いや魔術といった不思議な要素も然る事ながら、後半はまさかの連続であり謎が一気に解けるので見ていて気持ちがいい。
(ライター 伊藤 史帆)
映画情報
監督 | アレハンドロ・イダルゴ |
脚本 | アレハンドロ・イダルゴ |
原案・原作 | – |
製作 | – |
公開 | 2013年 |
製作国 | ベネズエラ |
上映時間 | 101分 |
DVD・ブルーレイ
予告編
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