トレマーズ4 | 胡散臭いガンマンは役にたつのか?

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胡散臭いガンマンは役にたつのか?

もはやモンスターパニックとしては王道中の王道となったトレマーズも遂に4まで。

今回の舞台は西部開拓時代のネバダ州。炭鉱で生活をしていた村人がいつものモンスターによって危機へと脅かされる事となり、なんやかんやでモンスター退治へと向かう事となるが!?

そして、シリーズ開始当初からあれだけ銃をバンバンぶっぱなしていた親父の御先祖の意外な姿が(笑)

いかにも金持ちのボンボンであり、銃も使えず馬にも乗れない彼は、西部の常識とはとても馴染めそうにない。そんな彼がモンスター退治を通してどう変わっていくのか見物である。

新たなメンバー

モンスター退治の為に、なけなしの金を払いガンマンを雇う事となったのだが、この“黒手のケリー”と呼ばれる男が、いちいちかっこつける姿がなんとも胡散臭い。

彼が役にたつかどうかは置いておいて、笑えるのは間違いないだろう。

モンスターとのバトルもさる事ながら、西部開拓時代に生きる人々たちの人間関係や、その中で生まれるドラマも描かれており、とても深い作品である。

それにしても、シリーズを通して銃さえあればなんとかなる!といった人々の思考はとてもクールであり、いかにもアメリカといった感じで気持ちがいい。

(ライター 伊藤 史帆)

映画情報

監督 S. S.・ウィルソン
脚本 スコット・バック
原案・原作
製作 ナンシー・ロバーツ
公開 2004年
製作国 アメリカ
上映時間 101分

予告編

なし

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