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そこは書物が禁じられる世界だった

とても古い映画であるが日本語音声版もDVDではあり、見やすいであろう。

古い作品なのでSF的なシーンや迫力を求めていると現代人としては見劣りも感じるが、しょっぱなからシュールな映像と人々の動きによりこれは面白そうだと期待が膨らむであろう。

監督のトリュフォー自身は宇宙ものや機械やロボットには生理的な嫌悪感を覚えると公言する程のSF嫌いであるが、この映画はまさしくSFである。

未来感は当時から変わっていないのか、登場する研究所などは現代のヒーロー物のような既視感を覚える。

静かでありながら丁寧な色使いが美しく、イギリスらしい皮肉の効いた物語が展開されていく。書物が政府により禁止されるといった異様さは演出からも分かる通り、不気味さを感じずにはいられない。60年代半ばのSF映画である。

メディアに洗脳される人々

TVに洗脳される妻をよそに本の研究に没頭するクラリスは生き生きとしていた。

徐々に本への興味が沸いてきた主人公であったが、彼を待っていたのは裏切りと制裁であった。設定が特殊なため、こんな世界もあるかもしれないと感じさせる映画であり、元は小説である。全てを失った主人公のいきつく先とは?

(ライター 伊藤 史帆)

映画情報

監督 フランソワ・トリュフォー
脚本 フランソワ・トリュフォー
ジャン=ルイ・リシャール
原案・原作
製作 ルイス・M・アレン
公開 1966年
製作国 イギリス
上映時間 112分

DVD・ブルーレイ

予告編

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