バットマン | バットマン映画の原点

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バットマン映画といったらまずはこれ!

ティム・バートン監督作品でありバッドマンシリーズの原点とも言える本作は単なる善と悪の戦いでなく、悪役ジョーカーと主人公のバッドマンの背景に仄暗さを加え非常に凝った設定であり、とても彼らしい作品だなと感じる。

はっちゃけた悪役ジョーカーの名台詞「月夜に悪魔と踊った事はあるか?」はちょっと癖になってしまいそうであり、バッドマンを煽っていくスタイルがとてもいい。

そして、当のバッドマンも渋さが際立ち、悪党どもをばったばたとなぎ倒す姿がかっこいい!

ジョーカーに支配された町ゴッサムシティの行方はどうなってしまうのか、魅力的なアメコミの世界を古い時代と近未来が入り交じった独自の世界観で作り上げており、単なるヒーロー物でなく町そのものにリアルを感じさせてくれる。

開始から一気にゴッサムシティという架空の町へと引きずりこまれるので、とにかく目が離せない。

因縁の対決

ジョーカーが支配する町と化したゴッサムシティを解放しようとバッドマンは彼の挑戦を受ける事となるが、二人には因縁とも言える関係があった事が発覚する。

痛快なアクションとは裏腹にドロドロとした二人の過去がこの作品の魅力であり、際立つ所だ。

(ライター 伊藤 史帆)

映画情報

監督 ティム・バートン
脚本 サム・ハム
ウォーレン・スカーレン
原案・原作 サム・ハム
ボブ・ケイン
製作 ピーター・グーバー
ジョン・ピーターズ
公開 1989年
製作国 アメリカ
上映時間 127分

DVD・ブルーレイ

予告編

なし

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