チャーリーとチョコレート工場 | 奇想天外な工場見学

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奇想天外な工場見学

可愛い題名とそのファンタジックな世界観とは裏腹に、工場見学に訪れる子供達は次々と悲惨な目へとあっていくが、その様子はファンタジーというよりもサイケデリックである。

愛らしいとは言い難い小人であるウンパ・ルンパたちが子供たちに何かが起こるたびに、皮肉を込めた歌をダンスを披露するのだが、ロックテイストで盛り上がる曲調だ。

そして、彼等のビジュアルは可愛いと言い難いが、なかなか味があり癖になる容姿なのも面白い。

ウィリー・ウォンカ役のジョニー・デップと、現在では美男美女としてそれぞれ成長している子供たちの演技も個性豊かであり見応えのあるものだ。

とにかく今時というか、主人公のチャーリー以外はいかにも甘やかされて育った現代っ子といった感じであり、生意気で可愛くない。しかし、それはウォンカ自身も同じであり、後半では彼がいまいち大人っぽくない理由が垣間見られる場面がある。

果たして奇想天外な工場見学の行方はどうなるのであろうか。

家族の大切さを斜め右上あたりから教えてくれる作品。

ウォンカ・チョコレート

作中に登場するウォンカチョコレートは実は日本でも販売されており、作中でも日本への出荷が確認できるシーンも登場する。

(ライター 伊藤 史帆)

映画情報

監督 ティム・バートン
脚本 ジョン・オーガスト
原作 チョコレート工場の秘密
製作 ブラッド・グレイ
リチャード・D・ザナック
公開 2005年
製作国 イギリス、アメリカ、オーストラリア
上映時間 115分

予告編

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