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映像化不可能と言われた名作が遂に

 

江戸川乱歩といったら推理小説家として数々の名作を残しており、どこから読んでいいのか分からない方も多いと思う。

そんな才能ある彼の作品は、薄気味の悪い要素を多分に含んでおり、もはや映像化不可能とすら言われていたが、2005年に遂に実現された。

短編4作品が収録されているこの映画は、一部に性的表現が用いられている為にR-15作品となっており、「火星の運河」「鏡地獄」「芋虫」「蟲」に共通して出ているのは俳優浅野忠信だけである。

乱歩の世界感とマッチした、これまた不気味な演技で魅せてくれる。

いきなり、無音の中全裸の男が歩くシーンから始まる為、あれ?壊れてる?と思うかもしれないが、これは演出なので安心して頂きたい。

正直、グロテスクなシーンがトラウマになる位には怖い。気持ち悪いではなく、怖いと感じられる残酷さは貴重であり、猟奇的な死の数々が斬新な映像美で表現されている。

原作とは少々違った展開も、取り入れられているのでオチを知っていても楽しめる作品であるが、奇抜な表現が多いので意味を理解するのに時間がかかるかもしれない。

主題歌はゆらゆら帝国の「ボーンズ」を使用しており、このアンダーグラウンドな雰囲気は癖になりそうである。

(ライター 伊藤 史帆)

映画情報

監督 竹内スグル『火星の運河』
実相寺昭雄『鏡地獄』
佐藤寿保『芋虫』
カネコアツシ『蟲』
脚本 竹内スグル『火星の運河』
薩川昭夫『鏡地獄』
夢野史郎『芋虫』
カネコアツシ『蟲』
原作 江戸川乱歩
公開 2005年
製作国 日本
上映時間 134分

予告編

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